政治・経済

筑北地域でドローン栽培された新米味わう

3種類のご飯を用意して職員にカレーを提供する女性部の役員たち

 JA松本ハイランドの女性部筑北支部(山田千代子支部長)は17日、JAの麻績支所(麻績村)と聖南支所(筑北村西条)の役職員を麻績支所内に招き、恒例のランチ会を開いた。筑北地域でドローン播種栽培された新米(コシヒカリ)と一昨年に通常栽培した米(同)、酒米(美山錦)の新米の3種類・約60食分を炊いて、支部の地区役員7人がカレーライスを作り、職員らが食べ比べた。

 昼食時間を迎え、職員たちはまず少量ずつ食べ比べ、好みのご飯でカレーを食べた。アンケートも行い、同じ条件で炊いたご飯の食味を評価した。麻績支所の女性職員(37)は「酒米との違いは分かったがコシヒカリは両方ともおいしくて区別が付かない」と笑った。「酒米は意外とカレーに合うね」と喜ぶ男性職員もいた。
 女性部の交流事業で毎年ランチ会を開いている。過去にも米の食べ比べは行ったがドローン栽培米と酒米を振る舞うのは初めてで、山田支部長は「筑北地域で多彩な品種や栽培方法でお米が作られていることを知ってもらえれば」と話していた。