思いが詰まった年賀状配達 松本南郵便局で出発式

年賀状の配達が1日、全国の郵便局で一斉に始まった。松本市平田東2の松本南郵便局では「年賀郵便元旦配達出発式」が開かれ、局員44人が年賀はがきなどを載せたバイクで配達に出た。
局員たちは午前7時半に出勤すると、バイクを点検し、年賀状の束などを丁寧に荷台に載せた。年賀状の配達量は年々減少しているが、式で内田周一郎局長は「年賀状配達は今も昔も大切な役割。笑顔で元気よく、安全運転で配達してください」と局員を鼓舞した。集配営業部の溝田磨輝さん(36)が「お客様の思いが詰まった年賀状を確実にお届けするため、ミスなく安全運転で配達します」と決意表明した。
元日に配達された年賀郵便物は、同局で約25万7000通、県内で約888万通で、いずれも前年と比べて3割減となっている。全国では約4億9100万通配られた。