青春のPARCOで作品展 写真家のMARCOさん

松本市出身のフォトグラファー・MARCO(マルコ)さん(42)=東京都=の写真展イベント「PARCO(パルコ)deMARCO」が、松本市中央1の松本パルコで始まった。来年2月末で閉店する同店の最後の年末年始を、MARCOさんのみずみずしい作品やグッズが彩っている。1月13日まで。
自身が「いいなぁと心動かされた瞬間にシャッターを押す」というMARCOさん。感性が切り取った作品の数々が信州紬の軸装に仕立てられたり、おしゃれなグッズに変身したりして会場にあふれている。オリジナルの写真塗り絵や、テストピースのコラージュのワークショップもあり、見るだけでなく参加して、楽しむことができる。
高校時代まで松本で過ごし、青春時代に多くの刺激をパルコから受けたという。閉店を惜しみ「パルコらしい刺激的な空間」として企画した。「世代を問わず楽しんでもらえるはず。気軽に足を運んでほしい」と話している。