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安曇野ハーフマラソン 来年は6月1日 市制施行20年の記念大会に

来年の第11回大会を6月1日に行うことを決めた実行委員会

  安曇野市の信州安曇野ハーフマラソン実行委員会は26日、市役所で会合を開き、来年の第11回大会を6月1日に開催することを決めた。市制施行20周年の節目に当たるため、20の倍数の順位でフィニッシュしたランナーや全ランナーへの記念品贈呈など記念大会としての事業も行う。1月18日にエントリーの受け付けを始める。
 
 

大会は、21・0975キロを走るハーフマラソンの部(定員5200人)と、保護者と小学生1~2人が2キロを走るファミリーランの部(同300組600人)で行われる。
 コースは例年と同じで、いずれも豊科高家の市豊科南部総合公園が発着点になる。参加費はハーフマラソンが税込み7000円、ファミリーランが1組同3500円(小学生2人だと1組税込み4500円)となる。
 市制施行20周年記念事業として、ハーフマラソンもファミリーランも1~3位の入賞者に贈るメダルの首掛けひもを、穂高有明地区の伝統工芸「穂高天蚕糸」で作る。天蚕糸100%を予定する。大会にボランティアとして参加した全員に記念品も贈る。20の倍数の順位でフィニッシュしたランナーや全てのエントリー者に贈る品を含め、記念品の内容は決まっていない。
 大会は市制施行10周年記念で平成27(2015)年に始まり、今年6月に第10回の記念大会が行われた。26日の実行委で大会長の太田寛市長は「節目の大会が、前回にも増して盛大になることを期待する」と述べた。
 大会は全国の愛好者から人気があり、第10回大会はハーフマラソンの部がエントリーの受け付け開始から2週間で、ファミリーランの部はわずか2日間で定員が埋まった。