地域の話題

信州松本うらまちレジリエンス協議会 地域発元気づくり大賞に

賞状を受け取った協議会の人たち

 県の「地域発元気づくり支援金」を活用した昨年度の活動で、松本市の裏町でにぎわい創出に取り組んだ「信州松本うらまちレジリエンス協議会」が、知事表彰・地域発元気づくり大賞に選ばれた。空き店舗活用、演劇活動などが評価された。
 18日に同市島立の県松本合同庁舎で松本地域の表彰式と事例発表会が開かれた。同協議会の代表者に、県松本地域振興局の宮島克夫局長が賞状を手渡した。
 知事表彰の中から特に優れている3事業が「地域発元気づくり大賞」に認定された。同協議会の跡部嵩幸さん(38)は「いろいろな人に関わってもらい活動してきた。皆の力で受賞でき、すごくありがたい」と感謝した。
 県松本地域振興局長表彰にはOMIMO(オミモ、麻績村)、松本都市デザイン学習会(松本市)、松本城・奈良井宿歴史ツーリズム事業実行委員会(塩尻市)が選ばれた。
 昨年度、松本地域では元気づくり支援金計約1億円が交付され46事業が行われた。