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清らかに響くハンドベル 同好会が松本でコンサート

イングリッシュハンドベルと楽器や声楽とのハーモニーも楽しんだコンサート

 中信地区の愛好者らによる松本ハンドベル同好会は15日、松本市島内の市音楽文化ホールで第16回コンサートを開いた。月2回の活動で腕を磨く高校生から80代までの約80人が出演し、イングリッシュハンドベルの清らかな音色を響かせた。

 八つのグループごとにポップスや賛美歌、クラシックなど3曲ずつ披露した。今年は他楽器や声楽とのコラボレーションを企画。各グループでギターやフルートなどと共演するプログラムを交えて来場者を楽しませた。
 会員らは市内の公民館を会場に練習に励んでおり、例年、ハンドベルの音色が似合うクリスマスの時期に演奏会を開催している。児玉勇代表は「年の瀬のひととき、音楽を聴いて季節感を味わってもらえたら」と話していた。