政治・経済

生坂・社協だより「かしわ」が100号に

創刊約30年で100号の節目を迎えた社協だより「かしわ」

 生坂村社会福祉協議会が村内で全戸配布する社協だより「かしわ」が、11月下旬の発行で100号の節目を迎えた。平成4(1992)年の村社協設立から数年後に創刊し、約30年間にわたって村内での福祉の取り組みを克明に伝えてきた。

 村木にちなむ名称で、村社協の地域支援事業「元気塾」などの主催する取り組みの様子や、運営するデイサービスでの活動を隔月発行で紹介している。A3二つ折り全4ページのシンプルな体裁で、終面には事業・サービスの告知や寄付・募集についても載せている。
 初期のかしわはB5判全8ページで年4回発行し、手書き文字をそのまま印刷したページもあった。社協ホームページを開設した平成27年の秋号(65号)以降はインターネット上でダウンロードできるようにもし、ネット経由で寄付につながった事例もあったという。
 村社協は今後も原則的に紙媒体での発行は継続していく考えだ。事務局の宮川頌啓さんは「これからも、新たな手法は試しながら、村のみなさんに見てもらえるような社協だよりを発行していきたい」と話している。