麻績村の有償ボランティアPR マグネット広告作製 「おみごとサポート」が配布へ

麻績村民の困りごとを支援している有償ボランティア・おみごとサポートが、サービス内容などを記したマグネット広告を作製した。日常的に目に付く冷蔵庫の扉などに張ってもらうことで利用促進を図る狙いで、近く対象者へ配り始める。
サービス内容や連絡先を記した縦7センチ、横10センチのマグネットシートで、事務局の麻績村社会福祉協議会(電話0263・67・3099)への申し込みを促す。同サービスは原則として、支援が必要な70代以上の世帯や障害者世帯が対象で、基本30分以内300円でごみ出しや買い物の代行、雪かきなどを頼める。
おみごとサポートは、定期的に村社協の配布物に合わせてPRチラシを配っているが利用は低調だった。令和元年に東京都から村内へ移住したメンバーの山崎直樹さん(62)が、以前に所属していた中野区の有償ボランティアがマグネット広告を有効活用していた経験から提案した。
今回は民生委員の協力で、対象者へマグネットの活用法も含めサービスを説明してもらいながら配る計画だ。代表の宮川和平さん(76)は「日常的な活用につながれば」と話している。