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野球の楽しさ、女子児童が体験 巨人女子チームの上條さんら指導

上條さん(右)に指導を受ける子供

 中信学童野球連合会による小学生女子野球教室が3日、セキスイハイム松本スタジアム(松本市)で開かれた。普段から子供への指導にも取り組む読売ジャイアンツ女子チームの外野手・上條優奈さん(19)=塩尻市出身=と日本代表としても活躍する内野手・長田朱也香さん(24)を講師に、小学生たちが楽しく野球に親しんだ。

 初心者向けの教室では23人が参加。上條さんらが分かりやすい表現で説明し、高い位置に構えられるよう手に持ったボールで頭に触れてから投げる練習を繰り返した。バッティングでもバットの持ち方から丁寧に指導し、試合を模したゲームも楽しんだ。
 安曇野市穂高北小学校3年生・宮澤杏さん(8)はジャイアンツファンで「キャッチボールがうまくできなかったけれど、選手に教えてもらえてうれしい」と喜んでいた。
 女子野球の普及などを目的に定期開催している教室で、初めて同チームの選手を招いた。初心者に続けて上級者向けの教室もあった。