地域の話題

市民タイムス書き初め展 来年の課題決まる

課題を選ぶ大澤会長(左)と細萱担当部長

 地域の子供たちの書き初め作品を募る新春恒例の「市民タイムス書き初め展」の来年の課題が31日、決まった。主催の市民タイムスと主管の松本地区書道協会の関係者が、難易度や正月らしさ、時事の話題などを加味し、それぞれの課題を選んだ。

 幼児は「み」、小学校1年生は「はる」、2年生は「元日」、3年生は「七草」、4年生は「助け合い」、5年生は「決意の年」、6年生は「平安絵巻」とした。中学生は自由課題となる。幼児・小学生は半紙、中学生は半切4分の1の用紙に書く。
 同協会の大澤城山会長と細萱奏花担当部長が、松本市島立の市民タイムス本社で選定した。幼児の課題は来年のえとにちなんだ「み」に、5年生の課題は能登半島地震などの大きな災害を振り返り「助け合い」にした。6年生の「平安絵巻」はNHKの大河ドラマ「光る君へ」をモチーフに選んだ。大澤会長は「新たな1年の始まりに、一人でも多くの人に、願いや祈り、夢を込めて筆を振るってほしい」と呼び掛ける。
 締め切りは来年1月17日で、詳しい募集要項は11月の市民タイムス紙面に掲載する。入賞作品は来年2月15~17日に山形村の大型商業施設・アイシティで展示される。