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塩尻市民合唱団 結成30周年 積み重ねた歌声披露へ  27日にレザンホールで記念演奏会

記念演奏会に向けて練習に励むメンバー

 塩尻市民合唱団は27日午後2時から、同市のレザンホールで30周年記念演奏会を開く。平成5(1993)年の信州博覧会の会場で合唱を披露した市内の人たちが結成し、練習を重ねてきた。20~80代と幅広い世代のメンバーが練習の成果を披露する。

 混声合唱の組曲やポピュラーソング、民謡など幅広い選曲をした。メンバーは男女の比率がほどよく、美しいハーモニーを届けることができそうだ。塩尻五百渡太鼓保存会と三線サークルちゅらの会が賛助出演する。
 週に1回、塩尻西小学校で練習しており、記念演奏会が近づいた現在は臨時練習も交えている。4日も集まったメンバーが、細部の表現にまで気を配りながら、最後の仕上げに励んでいた。
 中谷宏副代表は「聞きに来た人たちが、共に楽しめるようにと考えている」と話す。新型コロナウイルス禍を経て、一般に来場を呼び掛ける演奏会は5年ぶりとなる。三浦貴子代表は「今までの積み重ねを披露したい」と張り切っている。
 記念演奏会は市民タイムスなどが後援する。市民合唱団のサイトに詳しい情報がある。問い合わせは三浦代表(電話080・5143・1984)へ。