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歌って祝おう!山形開村150周年 29日に記念コンサート

本番前の練習で歌声を合わせるスペシャル合唱団の参加者たち

 山形村の開村150周年を記念し29日午後2時から村農業者トレーニングセンター体育館で開かれるオーケストラのコンサート「県民コンサートinやまがた」(村教育委員会など主催)で、地域住民らでつくるスペシャル合唱団が合唱を披露する。出演するアマチュアオーケストラ・諏訪交響楽団の生演奏に合わせて「故郷」、「大地讃頌」の2曲を歌い、心を込めた歌声で村の節目を祝う。

 地域の人たちが一丸になって取り組める記念企画を願って参加を募ったところ、村内や近隣自治体の小中学生からシニアまで約110人が集まった。地域で活動する音楽団体やコーラスグループのメンバーも多く参加する。今月に全2回練習を行い、伸びやかで厚みのある合唱に仕上げた。
 山形村音楽クラブで活動し、テノールパートを歌う川上雅昭さん(75)=上竹田=は「クラブの活動でも披露する2曲の練習を重ねてきた。オケの皆さんとできる機会が楽しみ」と話す。ソプラノパートを担当する組合立鉢盛中学校合唱部の1年・小林希衣さん(12)は、同じパートを歌う大人たちの歌声の迫力に刺激を受けたといい「緊張もするけれど、みんなで楽しく歌ってお客さんにも楽しんでもらいたい」と意気込んでいる。
 コンサートは約1時間半のプログラムで、合唱団は後半のステージで登場する。