松本の交流拠点タカノバ1周年記念 21日にアウトドア&防災フェス
松本市の松本城と旧開智学校の両国宝の中間にある交流拠点「タカノバ」がオープン1周年を迎えるのを記念し、住民らでつくる運営団体「松本国宝の架け橋プロジェクト」(荒井洋代表)などが21日午前11時から、近くの松本神社を含めた一帯で「アウトドア&防災フェス」を開く。松本神社との間の市道約60メートルを歩行者天国にして、食の提供やワークショップ、ライブなどを催す。
10月にやまびこドーム(松本市空港東)で開かれる「アルプスアウトドアサミット」の協力を得て、アウトドアと関係が深い防災を取り上げた。防災に役立つアウトドアグッズの展示や、紙工作で建物耐震構造を学べる「紙ぶるる」の体験などがある。停電時に使える松本神社境内の防災ポンプ作動体験も企画した。
タカノバは昨年9月、ガソリンスタンド跡地にオープンした。同プロジェクト副代表の古田健司さん(72)は「何もないところから有志が集まって1年やってきてイベントが開けることがうれしい」と話している。問い合わせは古田さん(電話090・9375・0073)へ。