地域の話題

食や文化の魅力を発信 朝日村大博覧会にぎわう

地場産の飲食物を味わいながらステージイベントを楽しむ来場者

 朝日村の食や文化の魅力を発信する「第8回朝日村大博覧会」(実行委員会主催)が14日、古見の緑のコロシアムで開かれた。山の緑を臨む会場で地場産品の販売や地元の団体らによるステージイベントが行われ、村内外の人でにぎわいを見せた。

 朝日鉢盛太鼓の演奏で幕開けし、来場者は飲食を楽しみながら歌やダンスといった多彩なステージ発表を観賞した。初企画の大道芸人パフォーマンスでは、クラウン銀さん、雫さんがジャグリングやマジック、バルーンアートを披露し盛り上げた。あさひ保育園の佐藤穣治ちゃん(4)は大道芸を体験したり、村産ブドウを味わったりして過ごし「楽しかった」と笑顔を見せた。
 村産の根菜・ビーツを主役にしたウクライナ発祥の郷土料理・ボルシチを提供する「ボルシチまつり」を同時開催し、村商工会女性部が約300食を手作りした。
 松本市の80代男性は、妻が村出身という縁もあって足を運び「久しぶりに来たが、元気のある村だなと思った」と話していた。