政治・経済

麻績の広場利用始まる 本町の若者定住住宅団地近く

多くの子供たちが訪れたコミュニティ広場

 麻績村は8日、本町の若者定住住宅団地近くに整備した「コミュニティ広場」の利用を開始した。テープカットの後、待ち望んでいた地元の子供たちが芝生の広場で駆け回ったり、サッカーをしたりして遊んだ。

 村は総事業費約2000万円をかけて村有地約1000平方メートルに広場を整備した。約860平方メートルの芝生の広場や5台分の駐車場、休憩場所となるあずまや、水飲み場を備える。近くは住宅や田んぼが広がるのどかな雰囲気で、広場からは里山が望める。
 塚原勝幸村長は「外に出て遊ぶことが少なくなっている。自然の中で子供たちを育ててほしい」と広場が活用されるよう願った。テープカットに参加した麻績小学校2年生の平林奏汰君(7)は「広くて楽しい」と笑顔を見せ、友達と一緒にサッカーボールを追いかけていた。