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山雅が首位・大宮に敗れる ゴール遠く0-1

後半11分、左クロスに松本山雅の浅川(中央)が詰めるが合わせきれず

 明治安田J3リーグ第27節の7日、松本山雅FCはサンプロアルウィン(松本市)で大宮アルディージャと戦い、0―1で敗れた。勝ち点は38のままで順位は暫定10位に後退。自動昇格圏の2位と勝ち点差は14に広がり、プレーオフ進出の権利を得る6位とは3差となった。

 松本山雅は累積警告で出場停止の安永に代わり山本康が先発し、米原とボランチを組んだ。他は前節と同じ顔ぶれでスタートした。
 好機をものにする迫力で相手に屈した。前半は双方が決め手を欠いてスコアレス。後半は38分にロングスローの2次攻撃からシュートを浴び、GK大内が一度は防いだがこぼれを押し込まれた。終了間際に迎えた決定機は水際で防がれた。
 スタジアムには1万1169人が訪れて熱い戦いを見守った。本拠地で1万人を超えるのは今季4回目。
 次節からアウェー連戦で、14日は2位のFC今治と戦う。午後7時開始で今季最後のナイトゲームとなる。