地域の話題

楽しく笑顔で健康づくり タイムス元気塾に100人

体を動かしながら健康意識を高めた参加者

 体を動かしたり栄養の知識を身に付けたりして、活力づくりを図る「第12回いきいき!タイムス元気塾」(市民タイムス主催、相澤病院特別協力)が28日、松本市巾上のホテルモンターニュ松本で開かれた。相澤病院のブランドアンバサダーで元スピードスケート選手の小平奈緒さんによるストレッチの指導や、市食生活改善推進員(通称・食改さん)による健康レシピの紹介などがあり、100人が楽しみながら健康意識を高めた。

 音楽講師の布野えいじさんが司会を務めた。小平さんはスケートを始めた子供の頃や選手時代を振り返りながら競技の前に取り組んでいた呼吸法やストレッチ体操を紹介し、参加者と実践した。「食改さん」の赤羽みち子さんと磯部紀子さんは、手軽にタンパク質が取れるレシピを紹介。のみ込む力を向上するための口の運動方法も伝授した。
 昼食は「食改さん」考案の山賊焼きや松本一本ねぎといった郷土食材を使った弁当が振る舞われた。
 午後は布野さんが、体を動かしながらできるボイストレーニングを指導。最後は料理研究家の浜内千波さんが食物に含まれる栄養価を説明しながら体の調子を整える食事の取り方を講義した。
 本郷鶏肉、ホテルモンターニュ松本、ミュージックプラザオグチ、松本ヘルス・ラボ、かんぽ生命保険松本支店の協賛、市食生活改善推進協議会、アルプス運輸建設ウォーター事業部の協力で開催した。