広丘夏祭り14日 5年ぶりに本格開催 能登支援で海産物販売も

塩尻市のJR広丘駅西口から延びる広丘駅前通りで14日午後5~9時、恒例の第47回短歌の里広丘夏祭り(実行委員会主催)が開かれる。昨年は日中に小規模での開催だったが、今年はコロナ禍前以来5年ぶりの本格開催となる。能登半島地震被災地支援で、現地の産物を販売する。
輪島商工会議所(石川県輪島市)から岩のり、干し甘エビ、干しホタルイカ、エイヒレなど約10種類を仕入れる。500円程度で販売し、売り上げを全て輪島商議所に寄付する。実行委員長の髙木一男・広丘商工会長は「被災地はまだ大変な状況だと思う。少しでも支援につながれば」と話している。
会場一帯は歩行者天国になる。広丘小学校吹奏楽部や塩尻市消防音楽隊、和太鼓の演奏、子供たちのダンス、木工体験の広場など多彩な催しがあり、飲食物などの出店20店以上が並ぶ。
夏祭りの詳細は広丘商工会フェイスブックで発信している。