堀金小学校が交通安全こども自転車全国大会に県代表で出場

安曇野市の堀金小学校自転車部6年生5人が、東京都で8月7日に開かれる第56回交通安全こども自転車全国大会(全日本交通安全協会・警察庁主催)に県代表として出場する。安曇野地区大会、県大会と勝ち進んで全国大会の出場権を得た。安曇野市のチームの県大会優勝は初めてで、児童たちは全国大会に向けて夏休み中も練習に励んでいる。
大会は、交通規則や道路標識・標示、自転車の安全な乗り方に関する学科テスト、安全走行と技能走行を合わせた実技テストの二つで競う。二つのテストを合わせた持ち点は1200点で減点方式となる。出場者1人ずつの得点で個人優勝が、1チーム4人の合計得点で団体優勝がそれぞれ決まる。
堀金小自転車部は7チームが出場した安曇野地区大会を突破し、6チームによる県大会の団体で優勝した。個人では同部の丸山颯斗君(12)が1130点で優勝を果たした。全国大会に向け、安曇野交通安全協会自転車安全教育指導部の指導員6人に教わりながら、同校駐車場で遅乗りやスラローム、八の字などの実技練習を行っている。
堀金小自転車部の部長・丸山翔太郎君(12)は「技術は良いので、筆記をもう少し頑張りたい」と張り切って練習している。丸山颯斗君は「個人でも団体でも1位を取れるように頑張りたい」と大会本番を見据えている。