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豪快!みこしまくり 福島・水無神社例大祭 地響き立て激しく

豪快な音を立てて横向きにまくられた(転がされた)みこし(23日午後6時20分ころ、関町交差点付近)

 木曽町福島の水無神社例大祭の2日目となった23日、祭り最大の見せ場で、白木のみこしを縦横に激しく転がして壊す「みこしまくり」が行われた。2日間かけて街中を練ったみこしを、担ぎ手の男衆「枠持」が豪快な音を立てて転がした。

 午後6時20分ごろ、国道19号と接続する関町交差点付近で、まず「横まくり」が始まった。枠持が「そうすけ!こうすけ!」の掛け声とともに横向きにみこしを転がした。バタン、バタンと地響きを立てながら何度も転がす衝撃で、みこしの破片が周囲に散らばった。
 みこしの練り歩きを取り仕切る「精進」を初めて務めた藤原隆さん(53)=本町=は「暑くて大変だったが、みこしを無事にお宮にお返しして、いい雰囲気の中締めくくりたい」と話していた。