生産者が初企画 朝日で朝市盛況

朝日村や近隣の生産者が農産物を直売する朝市「朝日村日の出市」が7日、西洗馬の光輪寺薬師堂で開かれた。地元産野菜を地域で味わう機会を広げたいと村の生産者が初企画し、初回から新鮮な野菜を買い求める地域住民でにぎわった。11月まで毎月第1日曜日の午前8~11時に同会場で開く。
7ブースが出店し朝採りレタスやブロッコリー、生花などが並んだ。来場者は生産者と話をしながら買い物を楽しみ、近所の80代女性は「近場でいろいろ買えてうれしい。また来たい」と喜んだ。
4年前に新規就農し「あさひベジタブル」として出店した伊藤航さん、佳奈子さん夫妻=古見=は有機栽培で丹精した野菜を並べ「お客さんと交流でき、自分たちのことを知ってもらえるいい機会」と話した。
来春、西洗馬にオープン予定の花と野菜の直売所「ひばり家」として出店し、朝市の中心になる農業・青柳勇樹さん、由香さん夫妻は「地場産品がもっと地域に回っていけば」と願っている。