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パラ五輪代表の平林太一さんに生坂からエール

応援メッセージを寄せる生坂中の生徒たち

 生坂村の生坂中学校で19日、今夏にパリで開かれるパラリンピックのブラインドフットボール日本代表選手で村出身の平林太一さん=松本美須々ケ丘高校3年、松本山雅B.F.C.所属=に贈る応援メッセージの映像撮影が行われた。全校生徒33人が力強い応援とメッセージを送り、世界の大舞台での活躍を願った。

 吹奏楽部の県コンクール中信地区大会壮行会に合わせ、体育館で収録した。生徒たちはステージ上のカメラに向かって応援歌を大声で歌い、「フレー、フレー、太一」とエールを送った。メッセージでは「生坂村から応援しています。太一さん頑張ってください」と声を合わせた。
 応援団長の3年・腰原桜さん(14)は声をからしつつ「あまりに大きな大会への応援なので自分も緊張した。平林さんには自分の思いを貫いてほしい」と願った。自身もサッカーチームで練習している1年・吉井健琉さん(12)は「プレッシャーもすごいと思うけれど、頑張ってほしい」と話した。
 7日に開かれた「いくさか健康スポーツフェスティバル『いくスポ』」でも来場者約40人のメッセージを収録した。16日には、サッカーボールを手にした生坂保育園の年長児12人の応援を収録。22日には生坂小学校で終業式後に全校児童65人が応援歌やメッセージを寄せる予定だ。
 ビデオメッセージは、25日に村役場を表敬訪問する平林さんに贈られるほか、村内放送(ICN)も予定されている。