お城を背に松本ぼんぼん 外堀大通りが踊りコースに

松本市中心街で8月3日に開催される「第50回夏まつり松本ぼんぼん」の実行委員会は9日、踊りのコースを決めた。50回の節目を記念した特別企画として松本城を背景に踊る箇所を初めて設け、外堀大通りの一部をコースに加えた。参加連は昨年から14連増えて128連となったことから、コースも500メートル延びて1周約3キロとなった。
コースは昨年同様に本町、大名町、伊勢町、西堀がメインとなる。松本城を背景に踊る箇所は、大名町通りから外堀大通りを西に進み、途中で折り返して大名町に戻る。小学生以下の子供たちの連に通過してほしいとの思いから、踊りスタート時の連の位置は、子供連が大名町や本町に集まる形を計画している。
50回の特別企画はほかに、松本ぼんぼんの曲を作曲した水谷川忠俊さん(東京都在住)、第1回から連続出場している6連などを表彰する。審査終了後となる最後の踊りで観客の飛び入り参加を受け入れるのは84連で、「一緒に踊ろう!」と書かれたTシャツを連のメンバーが着る。
コース周辺の交通規制は午後5時から7時50分まで。車両の進入は午後4時50分から禁止される。踊りは午後5時半から7時18分までで、計6回行う。
実行委事務局を務める松本商工会議所地域振興部の谷崎幸一郎さんは「特別企画が好評ならば、今後も続けていきたい」と話している。