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みこしまくり 写真で振り返る 木曽町 祭り本番へ盛り上げ 町図書館に60点展示

みこしまくりの様子を伝える写真やみこしの模型が飾られている会場

 木曽町図書館で8月2日まで、白木のみこしを縦横に転がす奇祭「みこしまくり」として知られる、福島の水無神社例大祭の歴史を振り返る写真展が開かれている。今月22、23日の本番を前に祭りの機運を高めたいと初めて企画された。

 神社や、祭事を担う水交会、町観光商工課に借りた約60点を展示した。明治30(1897)年ごろから現代までをおおまかな時系列で並べた。みこしのお練りやみこしをまくる(転がす)様子とともに、街並みや建物の移り変わり、人々の服装の流行などを見て楽しむことができる。来館者が家族の姿を見つけて懐かしんでいる。
 会場には小さなみこしやだんじりの模型なども展示されている。同館の担当者は「お祭り前に他地域の人にも見てもらい、わくわくしてほしい。本番をぜひ見に来て」と話している。
 午前10時~午後6時(土日祝日は5時)で、火曜日と25日は休館する。