中信の発展 4市長語る 市民タイムスがサミット開催

松本、安曇野、塩尻、大町の4市長が中信地域の将来展望を語り合う地域振興フォーラム「中信4市長サミット」(市民タイムス主催)が3日、松本市本庄1のホテルブエナビスタで開かれた。地域防災力と危機管理、交通網の整備促進・維持、松本中心街の未来図、地域発のDX・GX(デジタル化・クリーンエネルギーへの変革)、さらなる観光振興への挑戦―の各テーマについて、それぞれの考えを述べた。
臥雲義尚・松本市長、太田寛・安曇野市長、百瀬敬・塩尻市長、牛越徹・大町市長が顔を合わせた。
地域防災については能登半島地震の教訓を踏まえた被災時の支援受け入れ体制の整備や消防団員の確保、交通網の整備については県営松本空港の活性化や中部縦貫自動車道の整備促進、DX・GXでは、市役所の申請窓口をデジタル化した「書かない窓口」の開設や再生可能エネルギーの普及促進を行う地域エネルギー事業会社の設立などが話題に上がっていた。
同フォーラムは市民タイムスの創刊50周年に合わせ、松本、安曇野、塩尻の3市長を招いた企画を開催したことに始まり、本年度で3回目になる。昨年から大町市長も参加している。司会は新保裕介社長が務めた。今月下旬の紙面に詳細を載せる。