政治・経済

筑北キャラ PRグッズに

筑北村が作成した村PRキャラクターのペーパークラフト(左)と缶バッジ。ペーパークラフトは実際にかぶることもできる

 筑北村が、昨年度デビューした村PRキャラクター「天舞くん」「ちくにゃん」をテーマとした缶バッジとペーパークラフトを作った。村のイベントで配布するなどさまざまな機会に活用したいといい、キャラクターを通じた村の認知度や好感度アップに役立てる。

 缶バッジには両キャラがプリントされ、小型(直径3・2センチ)と大型(同4・4センチ)がある。
 小型は白色を基調とし、先月から村が協力するマルシェやハイキングのイベントで配布している。8日に坂井の修那羅山安宮神社で開かれる「ミヤコワスレ祭り」でも村観光課ブース利用者に進呈する予定だ。
 大型は緑色地の特製で、今月中にも村職員や村議会議員、村の子供たちに配って日常的に身に着けてもらい村PRに役立てる。
 ペーパークラフトは、ちくにゃんがかぶる「猫神様の石像の帽子」がモチーフで、A4サイズの紙3枚に印刷された各パーツを切り抜き組み合わせることで作ることができる。今月中にも村ホームページ上にデータを公開して自由にプリントアウトできるようにするほか、印刷済みの厚紙セットを村観光施設などに置く配布方法も検討する。
 県の「地域発元気づくり支援金」を活用した村キャラクター育成事業の一環で作った。村観光課によると、秋以降には両キャラの着ぐるみ・ぬいぐるみも〝デビュー〟する見通し。両キャラの反応は上々といい、中澤明彦課長は「村民の村への愛着をより深め、村外者にも村を知ってもらう機会につながれば」と期待している。