安曇野の夕暮れ 輝く5月

田植え作業が真っ盛りの安曇野市内では、田んぼが水をたたえ、「水鏡」が美しい季節となっている。14日夜、同市東部の長峰山(933メートル)の山頂から西側を展望すると、ブロック状の水田、街の明かり、北アルプスの山並みが"共演"し、幻想的な風景が広がっていた。
午後6時ころ、沈む太陽が北アルプスの稜線にかかり、大地では水田がきらめいていた。夕暮れが深まった午後7時ごろには街の明かりがゆらめき始め、川に沿うように広がる田んぼが、白っぽく映り、米どころ・安曇野を象徴するような眺めを見せていた。