地域の絆育むサロン 安曇野市堀金の住民グループが月例会

世代や性別、出身地などに関係なく、みんなで楽しいひとときを過ごしませんか―。安曇野市堀金三田の住民グループ・小田多井ふれあい隊は本年度、地元の小田多井交流センターで、月1回のふれあいサロンを始めた。夜に食べ物や飲み物を持ち寄って集まることで住民同士の親睦を深め、今まで以上に困った時に助け合える区を目指す。
このほど開いた初回サロンには11人が参加し、豚の角煮やタケノコの煮付け、山菜、酒などを持ち寄って乾杯した。「もっとみんなを誘うように考えよう」や「昼間に簡単なスポーツをやってもいいかも」など、今後のサロン運営の話で盛り上がっていた。
交流センターの出入り口にはふれあいサロンののぼり旗2本が立てられた。開催している3時間内は出入り自由で、会場をのぞいて参加する人の姿も見られた。
小田多井区は約130戸と堀金地域9区の中で最も少なく、区への加入率は100%近いが、新型コロナウイルス禍で住民同士の交流が減っていた。ふれあい隊の会長に就いた区長・竹岡一男さん(67)は「小田多井の中で自助と共助の取り組みを活性化していきたい」としている。
ふれあいサロンは第4土曜日を中心に午後6~9時に開く。参加費は1人100円。次回は25日。