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五感で観賞し親子で楽しむ 松本で「子どもたちの映画祭」

ステージ上でダンスを楽しむ子供たち

 大型スクリーンで良質な映像作品を楽しむ「子どもたちの映画祭」(松本映画祭プロジェクト主催)が5日、松本市深志3のまつもと市民芸術館で開かれた。国内外の子供向け短編アニメ8作品が上映され、1000人以上の親子連れが五感を使って映画の楽しさに浸った。

 声を出して笑える作品や家族の物語を描いた感動作などが上映され、子供たちは見入っていた。上映の間にステージパフォーマンスもあり、子供たちもステージに上って歌やダンスを楽しんだ。ロビーにはアニメーションの「セル画」を制作するワークショップなど、9ブースが並んだ。
 親子3人で市内から訪れた安国星媛ちゃん(5)は「映画館はわくわくした。また行ってみたい」と話していた。映画祭事務局の河西佳代さんは「リアルな体験ができる機会を松本で提供し、子供たちに松本を好きになってほしい」と話していた。