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京都の味・工芸品一堂に 井上で恒例のれん市

買い物客でにぎわう会場

 松本市深志2の井上本店で17日、京都の名産品を集めた「第41回京都のれん市」(京都府、京都府物産協会主催)が始まった。銘菓や総菜、工芸品などを販売する55社が出店しており、初日から多くの買い物客でにぎわった。23日まで。

 菓子は白玉ぜんざいやおはぎ、わらびもち、総菜はだし巻きやゆば、ちりめん山椒など多彩な品が並ぶ。各社、スタッフが京都から足を運んで販売しており、来場した人は商品の特長を聞きながら品定めしていた。京料理を詰めた弁当が充実しているほか、丹後、山城など京都府各地の観光情報を集めたコーナーもある。来場者を出迎えた「2024京都・ミスきもの」の岡口万海さん(21)は「着物にも親しんでもらえたら」と話していた。
 午前10時から午後6時半(最終日は5時)まで。問い合わせは井上本店(電話0263・33・1150)へ。