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GW 5年ぶり運行へ 冠雪の御嶽山 魅力を体感 今季営業25日開始

運行開始に向けて、山麓駅舎内に格納しているゴンドラを清掃するスタッフ

 御嶽山の黒沢口5~7合目に架かるおんたけロープウェイ(木曽町三岳)は、25日に今シーズンの営業を始める。春の大型連休(GW)に合わせた運行は、施設としては5年ぶり。夏山とは違った「冠雪の御嶽山」の魅力を体感することができそうだ。

 同町の木曽カントリーが指定管理者となって2季目を迎える。昨季は6月20日~11月5日に営業し、利用者数は2万2244人だった。紅葉の遅れなどを要因に〝書き入れ時〟の10月の客足が伸び悩んだ。今季は運行を大型連休前に前倒しすることで集客を促進し、2万5000人以上を目指す。
 運行に向けた準備は15日に始まり、試運転をしながら設備の点検・整備作業が進んでいる。本多喜彦支配人は「安全が何よりも第一。事故なく災害も起こらないシーズンになってほしい」と話した。
 運行初日の25日は安全祈願祭を営んだ後、午前10時半ごろから乗車可能になる。5月12日までは毎日運行する。その後は週末を中心に運行する期間(~29日)や月・火曜日が運休となる期間(30日~6月18日)を経て、6月19日以降は11月10日まで毎日運行する。
 問い合わせはおんたけロープウェイ(電話0264・46・2525)へ。