地域の話題

ANCアリーナ・スケボーひろば セクションを新設

セクションが新設されたスケートボードひろば

 安曇野市は、豊科高家の市総合体育館・ANCアリーナにある「スケートボードひろば」をリニューアルした。コンクリートの真っ平らなスペースだったが、一部に傾斜やレールなどのセクション(造形物)を新設した。初心者や初級者は平らな場所でスケートボードに慣れ、中上級者はセクションで技術を高めるといった利用が可能になった。

 広さは約500平方メートルと変わりないが、3カ所にセクションを設けた。複合セクションではコンクリートの台の上にある御影石のレールを滑って楽しめる。勢いを付けてスタートするためのバンク(斜面)もある。
 市は約4000万円をかけて1~3月にセクションを設置する工事を行い、このほど利用を再開した。市議会にセクション設置を望む陳情が提出され、令和4年9月定例会で採択されたことから、安曇野地域のスケートボード愛好者たちの意見を取り入れて設計した。
 市は近く、スケートボードひろば近くの芝生スペースに、休憩場所として屋根を設置する。水飲み場を新設する計画も進めている。市スポーツ推進課は「親子でふれあいながらいろいろなスポーツにチャレンジしてもらえればうれしい」としている。
 年末年始を除く午前9時から午後7時(10~3月は日没)まで無料で使える。ローラースケートとインラインスケートでも利用できる。

連載・特集

もっと見る