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春の全国交通安全運動スタート

合同庁舎を出発する白バイやパトカー

 春の全国交通安全運動の出陣式が5日、松本市島立の県松本合同庁舎であった。県、市、松本警察署、松本交通安全協会などから計約150人が出席した。15日までの期間中、新学期を迎えた子供たちの交通安全や自転車乗車時のヘルメット着用などを呼び掛けていく。

 県松本地域振興局の宮島克夫局長はあいさつで「新学期で子供の通行量が多くなり、高齢者の事故も多い。各地で啓発活動に尽力して」と呼び掛けた。白バイやパトカーによる出陣パレードもあり、同安協の小林磨史会長の号令で合同庁舎を出発し、市内のパトロールへと向かった。式後、参加者は国道158号の合同庁舎入口交差点に立ち、車や自転車に交通安全を呼び掛けた。
 松本署管内では今年に入ってから4日までに177件(前年同期比5件増)の交通人身事故が発生し、217人(同17人増)が負傷、1人(同1人減)が死亡した。