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エア・ウォーターアリーナ松本(松本市総合体育館)のサブアリーナ 内装一新 6日に使用再開 

天井や床面などが一新されたサブアリーナ

 大規模改修が行われている松本市美須々のエア・ウォーターアリーナ松本(市総合体育館)で、サブアリーナの使用が6日に再開される。昨年10月に閉鎖され、照明のLED化や壁面の張り替え、床面の修繕などをして一新した。体育館は災害時の指定避難所にもなっており、サブアリーナの改修完了で万が一の時の市民の避難場所にもなる。

 サブアリーナは2階にあり、面積は約1100平方メートル。バスケットボールとテニスのコートが1面分とれ、バレーボールは2面分、バドミントンは4面分、卓球は10面分とれる。各種球技のほか体操やエアロビクスなどで活用されている。
 改修工事では天井の張り替えや床面の磨き上げなどもした。サブアリーナの利用予約は、6日はほぼ埋まり、7日以降も段階的に入っている。市スポーツ本部によると、12日は昼間の予約が可能という。
 同体育館は、メインアリーナ(約2535平方メートル)の改修に入った。アリーナ内の天井板の張り替えや照明の改修をするために鉄骨の足場が組まれている。
 同体育館の改修は令和2年度に始まり、老朽化した場所の修繕のほか、館内の照明交換や耐震補強などが行われる。総事業費は約17億9000万円で、来年4月の完了を予定している。