スポーツ

浅間温泉をサッカーの街に 松本第一高が少年チーム指導 生徒主体で交流会初企画

高校生と小学生がサッカーを楽しむ交流会

 松本市浅間温泉1の松本第一高校サッカー部が24日、同校で市内の旭町サッカースポーツ少年団(SSS)との交流会を開いた。「(地元の)浅間温泉をサッカーの街に」と掲げる同部が生徒主体で初めて企画。小学生にボールの扱い方を教えたり、ミニゲームをしたりして楽しんだ。

 松本第一は1、2年生の20人、旭町SSSは1年生と4年生の計15人が参加した。ドリブルの練習では高校生がボールタッチの見本を見せて児童を指導。ボールを取り合う1対1では、児童のフェイントやドリブルに高校生が「うまい」と声を上げる場面も見られた。
 同部は、地域を盛り上げることや、生徒がさまざまな経験をすることを大切にしている。川田遥斗主将(2年)は「ボールの扱いが上手で驚いた。子供たちにサッカーの楽しさを伝えたい」と話し、旭町小学校4年生・鈴木琳太朗君は「高校生はドリブルやパスのスピードが速かった。教えてもらったことを試合で使いたい」と笑顔を見せていた。