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市民タイムス囲碁大会 愛好者100人 腕前競う

各クラスの優勝者の皆さん

 中信地区などの囲碁愛好家が集う第31回市民タイムス杯囲碁大会(市民タイムス主催、日本棋院中信地区本部主管)が10日、松本市新村の松本大学で開かれた。6~96歳の約100人が出場し、段位・級位別の8クラスで腕前を競った。

 最高位の名人クラス(6段以上)は3勝1敗で5人が並ぶ混戦となり、対戦相手の勝ち星に応じた配点の結果、7段の松本宏さん(70)=松川村=が3度目の優勝を果たした。「若い人が強くなってきてなかなか優勝できていなかった。うれしい」と笑顔を見せていた。
 開会式で、市民タイムスの新保裕介社長は「幅広い年齢の方が一堂に会することができるのは囲碁の魅力」と話し、大会が世代間の交流につながることも願った。審判長を務めたプロ棋士の大澤健朗4段は「見ていてワクワクした」と各対局の内容を評価していた。

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