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サンプロアルウィン照明くっきり LEDお披露目

照明がLED化されてピッチがはっきり見えるようになったサンプロアルウィン

 松本市の総合球技場・サンプロアルウィンの照明設備がLED(発光ダイオード)化された。開場した平成13(2001)年から使い続けてきた高輝度ランプからの更新となる。まぶしさを抑える配光技術を導入し、ピッチがはっきりくっきり見えるようになったほか、カラー照明、照射方向を自由に変更できるスポットライトも導入し、多彩な光の演出が可能になった。

 省エネ性能が高いLEDにすることで消費電力は従来の半分程度となった。県松本建設事務所が総工事費2億5300万円で進めてきた。照明設備の使用はこれまで、本拠地を置くサッカーJ3松本山雅FCの利用が主だったが、光の演出が可能になったことから、より幅広い利用を目指していく。
 29日に試験点灯が行われた。サンアルで長いプレー経験を持つ山雅の強化担当・飯田真輝さんはピッチでヘディングを受けるなどしてプレーへの影響などを確かめた。「選手のプレーや表情が見えやすくなり、スタジアムのレベルが上がったと感じた」と話していた。

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