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松本山雅が25日のJ3開幕戦向け調整

開幕戦に向けて調整を進める選手たち

 サッカー明治安田J3の開幕に向け、松本山雅FCは鹿児島市で調整に入った。テゲバジャーロ宮崎と戦う第1節は25日。同市に拠点を置いて公式戦モードに切り替え、心身の状態を上げていく。

 チームは16日に2次キャンプを打ち上げた後も現地に滞在。オフを挟んで20日に県立鴨池補助競技場で開幕戦への準備を始めた。
 1次から30日間を超える合宿生活を送り、連係の向上に手応えを得る。この日は相手の出方も想定に入れ、各選手の立ち位置を含めて最終ラインからボールを前進させる流れを反復して確認するなどした。チームづくりの進度は想定通りとする霜田正浩監督は「キャンプの成果を(アウェーで臨む)1、2戦目の結果につなげたい気持ちは強くある」と話した。
 開幕が迫り、選手の気持ちも高ぶる。練習試合でコンスタントに得点を挙げた浅川隼人は「結果を示すことで信頼を勝ち取れつつある。公式戦で取れる自信がついたプレシーズンだった」とし、「残った選手も多く、やり方は全員が分かっている。その意味で昨年より良いサッカーができる」と滝裕太。安藤翼は「やってきたサッカーで確実に勝てる自信がある。自分たちがやるべきことを見失わずにできたら」と足元を見つめた。

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