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小中学生・幼児の秀作1069点 アイシティで19日まで市民タイムス書き初め展

入賞作品がずらりと並び、多くの人が訪れている展示会場

 第37回市民タイムス書き初め展(市民タイムス主催、松本地区書道協会主管)が17日、山形村の大型商業施設・アイシティ21で始まった。小中学生の入賞作品1000点と幼児の全応募作品69点が一堂に展示され、訪れた人たちが感心しながら見入っている。19日まで。

 初日は入賞した子供と家族が次々と訪れ、自分の作品を探しては記念撮影をしていた。メインステージには最高賞の市民タイムス賞と、松本地区書道協会賞、金賞の作品が展示された。中学生の市民タイムス賞「飛龍乗雲」(磯部桃那さん=豊科北3年)を見た人は「大人が書いたよう。中学生でもこんなにすごい字が書けるんですね」と感嘆していた。
 松本地区書道協会賞を受けて父親に写真を撮ってもらっていた上條真緒さん(8)=山形小学校2年=は「上手に書けると気分がすっきりして楽しい」と話し、母親の瑞恵さんは「字が上達していくと成長を感じます」と目を細めていた。
 本年度は松本・木曽地方を中心に2078点の応募があり、小学校の各学年と中学生で市民タイムス賞から銅賞までが選ばれた。
 開場は午前10時から午後5時半(19日は午後5時)まで。18日は午前11時から、市民タイムス賞と松本地区書道協会賞の表彰式が開かれる。