交流緩やか ゆる活好評 王滝村公民館で週末・祝日 子育て世代・若者が主催
王滝村の子育て世代のアイデアから生まれた企画「ゆる活」が好評だ。先月から村公民館で開催し、自分の趣味・特技、好きなもの・ことをテーマに掲げ、好きなように過ごせる場所となっている。子供から大人までが毎週末や祝日に２０人近く集まる盛況ぶりで、若者たちの緩やかな憩いの場になりつつある。
発起人の子育て世代に若者が加わった「ゆる活サークル」が主催する。「ゲームの日」と銘打った１７日は、約２０人がのんびりとした時間を過ごした。主に格闘ゲームで対戦したり、隣に座る友人とシューティングゲームでチームプレーをしたりしながら、くつろいでいた。
山がちで少子化が進む村では、週末に近所の子供たちだけで遊ぶことが少ないため、家族以外と顔を合わせてゲームをすることも新鮮なようだ。王滝小学校５年・田中迅八君（１１）は「みんなでやるのは、すごく楽しい」と話した。次回はトランプや百人一首、花札などのカードゲームで遊ぶことを楽しみにしていて「大勢に来てほしい」と期待した。