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雉とうじそばで奈川の冬堪能! 松本市奈川地区で25日までまつり

奈川地区のそば店で提供されている雉とうじそば

 松本市の奈川地区で25日まで、鳥のキジの肉を使った雉とうじそばまつりが開かれている。地区内の3店舗と2宿泊施設が期間限定で提供し、多くのそば好きが訪れて舌鼓を打っている。

 山間の奈川地区では昔はキジが冬場の貴重なタンパク源で、ごちそうとなっていたことにちなんでいる。奈川在来のソバの風味と脂の乗った冬のキジの味は相性が抜群だ。ネギやキノコなどが入った温かいつゆにそばをつけて食べると、心も体も温まる。
 イベントを企画したふるさと奈川観光交流部の一志千春マネジャーは「今しか食べられないそばと冬の景色も楽しんで」と呼び掛けている。
 提供店舗は福伝(水曜日休み)、仙洛(不定休)、そばの里奈川(月、火曜日休み)。宿泊施設は山荘わたり、大石屋となっている。問い合わせはふるさと奈川観光交流部(電話0263・79・2125)へ。