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等身大で自分を描いたよ 塩尻でこども絵画造形教室

足の裏に絵の具を付け、紙に足形を付ける親子

 塩尻市の市民交流センター・えんぱーくで11日、等身大の自分を描く「こども絵画造形教室」が開かれた。約30人が参加し、大きな紙の上で好きなポーズを取り、自由に色を塗って表現した。

 センターが主催し、塩尻美術会の小松正弘会長らが講師を務めた。子供たちは縦1.5メートル、横90センチの紙の上に寝転び、跳ねたり、駆けたりするポーズをした。親指と人さし指で「丸」をつくったり、髪の毛を広げてみたりもした。保護者らに体の周囲を鉛筆でなぞってもらった後、人型の内外を塗っていった。虹色にした子や紫系の色でまとめた子、足形を付けた子もいた。
 父母やきょうだいと訪れた同市広丘高出の平林眞澄ちゃん(5)はズボンをピンク色に塗り、茶色で縁取り、周囲に手形も付けて仕上げると「できた」と喜び、満足そうだった。