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大きなかまくらに笑顔 木曽町開田高原 まつりで雪遊び満喫

2基をつなげた巨大なかまくらの中に入り、広さに驚く子供たち

 木曽町開田高原の冬のイベント「かまくらまつり」が3日、マイアスキー場に設けられた特設会場で開かれた。かまくらが立ち並ぶ会場で、子供たちが雪の滑り台に歓声を上げたり親子でスノーモービルを試乗したりと、冬ならではの体験を満喫していた。

 好天に恵まれた。子供たちは雪の中を元気に駆け回り「宝拾い」も満喫した。そり滑りでは、スピードが出すぎて途中で横転してしまう子供もいて、全身雪まみれになりながらはしゃいでいた。
 キッチンカーや屋台の出店もあり、かまくらの中で焼きそばやピザを味わう親子の姿もあった。家族3人で訪れた東京都目黒区の鈴井幸平君(7)は「かまくらの中はお父さんが立って入れるほど広かった。部屋みたいでびっくりした」と大喜びで、父の博之さん(40)と遊んでいた。
 まつりは開田高原の自然を生かして誘客につなげようと平成20(2008)年に始まり今年で16回目だった。