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武蔵野の家族 安曇野を満交流事業で来訪交流事業で来訪

田淵行男記念館を訪れた武蔵野市の親子

 安曇野市と友好都市提携している東京都武蔵野市の小学生と保護者の5組10人が3日と4日、両市の青少年交流事業で安曇野市を訪れている。初日は国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区や田淵行男記念館、あづみのガラス工房を巡って安曇野を満喫した。

 武蔵野市の親子が青少年交流事業で安曇野市を訪れるのは今回が初めて。以前は大人同士の芸術文化交流だったが、令和元年度から親子参加の交流事業に切り替わり、安曇野市の小学生と保護者が昨年度までに武蔵野市を2回訪れている。
 田淵行男記念館では写真展を見学し、隣接する安曇野の里では湧き水をペットボトルにくんで味わった。市立第5小学校2年生の飯島達陽君は「自然がたくさんあるところが楽しい」と笑顔で話していた。小学生の頃に家族旅行で安曇野を一度訪れたという父親の会社員・隆さんは「自然が多くて落ち着く。休まる」と、安曇野の印象を語っていた。
 武蔵野市を昨年度に訪問した安曇野市の親子もガラス体験で合流した。武蔵野市市民部の田川良太部長は「また安曇野に行ってみようとか武蔵野に行ってみようとか、それぞれの親子のつながりが自然に生まれれば」と期待を込めていた。
 4日は大町市の鹿島槍スキー場でスキーや雪遊びを予定する。