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安曇野日赤 被災地へ救護班8人派遣

被災地に派遣された救護班

 安曇野市豊科の安曇野赤十字病院(木下修院長)は28日、能登半島地震の被災地に救護班8人を派遣した。29日から31日まで、石川県珠洲市の避難所で避難している人の健康管理支援や心のケア、医療救護所での救護活動などを予定する。

 同病院の正面玄関前で出発式が開かれ、救護班を代表して救急科の路昭遠医師が「被災者の皆さんの健康管理に少しでも役立つ活動ができれば」と思いを語った。見送りの職員を代表して胡桃伸子看護部長は「気をつけて元気に帰ってきてほしい」と激励した。
 日本赤十字社長野県支部の要請に基づく派遣で、救護班を派遣するのは初めて。医師や看護師、薬剤師、主事で構成される。1月に医師や看護師ら4人による災害医療コーディネートチームを派遣しており、2月にコーディネートチームの派遣を再び予定する。