地域の話題

建築芸術祭2月23日開幕 旧松本市立博物館を主会場に

マツモト建築芸術祭の主会場となる旧市立博物館

 魅力ある建築物とアートを組み合わせる「マツモト建築芸術祭」(実行委員会主催)が2月23日、松本市の松本城公園の旧市立博物館を主会場に開幕する。3回目で会期は3月24日まで。国内外から17組前後のアーティストが参加する。

 市中心街を巡る形で展開した過去2回とは異なり、解体が予定される旧市立博物館に作品を集める。総合ディレクターで、市立博物館アソシエイトプロデューサーでもある、おおうちおさむさん(52)=東京都=は「(旧博物館は)すてきな建築。表現の場としてポテンシャルがある」と指摘。「解体前にアートの力で空間を価値づけ、最後に進化させたい。アートができる街への貢献になるのでは」と話す。
 ドイツ出身の写真家カンディダ・へーファーさん、松本市出身の広告写真家・白鳥真太郎さんのほか、中島崇さん、鬼頭健吾さんらが参加する。
 新市立博物館(松本市大手3)の1階と信毎メディアガーデン(同中央2)も会場になる。主会場の入場料は一般2000円、高校生・大学生1500円、中学生以下無料。新市立博物館、信毎メディアガーデンは無料。
 問い合わせは実行委(電話0263・87・8631)へ。

連載・特集

もっと見る