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氷のキャンドル作り進む 来月 雪灯りの散歩路 木曽町の福島中心街 制作ボランティア歓迎

容器に水を入れ冷凍庫で丸1日凍らせて作った氷をキャンドルの形に整える作業

 木曽町福島の中心街をアイスキャンドルで彩る催し「雪灯りの散歩路」(実行委員会主催)が2月2日から2夜連続で開かれる。昨年を上回る5000個余りの氷の器やプレートが並ぶ計画で、年明けから氷作りを進める実行委は「手伝ってくれるボランティアは大歓迎」と呼び掛けている。

 今年の散歩路は八沢と上の段の2地区を中心に、ろうそくの明かりの列が連なる計画だ。地元中高生や職場ごとのグループなどで制作する氷のモニュメントが、上八沢のメイン会場(旧木曽幼稚園駐車場)や八沢川河川敷を彩る。
 今年の氷作りは5日に始まり、31日まで連日続く。プラスチック容器に水を張って業務用の冷凍庫に並べ、丸1日凍らせた後、型を外して保管する作業を繰り返す。17日は住民有志に町や県立木曽病院の職員、長野銀行の行員らも加わった10人余りで作業を進めた。
 キャンドル作りは誰でも自由に参加できる。作業後には、氷の板の上にイチョウやモミジの葉などを並べて凍らせる「アイスプレート」も作ってもらう趣向だ。実行委は「自分がデザインした『作品』がろうそくのともしびに醸し出されるイベント会場を巡るのも楽しいのでは」と勧めている。
 作業は午後1時から約2時間で、事前の申し込みは不要。参加の問い合わせは、まちづくり木曽福島(電話0264・22・2766)へ。