新年をすっきり迎えたい 洗車やごみ捨てに大忙し

多くの人が年末年始の休みに入った29日、洗車や大掃除をして新しい年を迎えようとする姿が各地で見られた。
松本市和田のサンリン和田給油所には午前10時ころ、洗車場の順番を待つ車の列ができた。列に並んでいた、職場のある愛知県から山形村の自宅に帰省中の公務員・有野哲也さん(42)は「外側だけでなく、今日は車内もきれいにして新年を迎えたい」と話し、順番待ちしていた。給油所の井上大志所長(42)は「例年は大みそかが一番混むが、今年は大みそかが雨予報のためか早めの感じ。それでも新年が近づくにつれ、いつも混むので、早めの来所を」と呼び掛けていた。
松本市島内の可燃ごみ処理施設・松本クリーンセンターでは、大掃除で出たごみの持ち込みが続いた。中央3の会社員・高木徹也さん(38)は今年、家を建て、いらなくなった衣装ケースなどを「山盛り」持ち込んで「すごくすっきりした。新居で気持ちよく新年が迎えられる」と笑顔だった。
松本クリーンセンターの一般ごみ受け入れは、30日は午前8時半から午後4時半まで、31日は正午まで。年始は4日に営業を再開する。