松本駅前の公園通り 1月8日まで工事を休止 年末年始で人出多く

松本市は1月8日まで、松本駅お城口前の通称・公園通り(市道)の改良工事を休止している。年末年始で駅前に人出が増えていることから、歩行者らに配慮した措置で、休止期間中は車両も通行できる。
改良工事は10月下旬に始まり、石畳風の舗装材の敷設や電線の地中化などで駅前のイメージアップを図る。松本駅と市道の神明町交差点を結ぶ約160メートルが対象で、これまで一部区間で車両を通行止めにして、路面の整備などを進めてきた。
市は年末の忘年会や年明けの新年会で駅前の人出が増え、大勢の観光客も訪れることから27日に工事を休止し、歩行者が歩きやすいようにした上、車両の通行止めを解除した。
駅に近いエリアの路面の改良工事はほぼ完了し、1月9日から松本パルコ側で工事を始める。3月末の完成予定で、市建設課は「1月上旬に通行止めの措置がまた始まるので、協力を」と工事に理解を求めている。