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えとのぬいぐるみ12体に 臼井梅子さん坂北で寄贈続け

今冬も坂北荘のロビーにお目見えしたえとのぬいぐるみ

 筑北村坂北の村温泉入浴施設・坂北荘のロビーに、来年のえとの辰(竜)のぬいぐるみがお目見えした。趣味で編み物を続けている地元の臼井梅子さんが、平成25(2013)年から毎年寄贈している手作り品で、今回で12体すべてのえとが勢ぞろい。かわいらしい造形が入浴客を楽しませている。

 体長30センチほどで、体が蛇のように細長い竜の姿をしている。大きく誇張された手足や角、ボタンで作られた大きな目、「来年の主役です」と書かれた紹介文が、親しみやすさを感じさせる。
 今月下旬に寄せられ、あらためてえとを数える入浴客もいる。大塚文登所長は「12年にわたって村の施設に思いを寄せてくれたことが本当にありがたい」とし「来年もぬいぐるみの寄贈を検討しているという。新シリーズも楽しみにしたい」と笑った。